久住山
(1,787m)

H24.2.19

                               記録:江口 敏行

参加者 】 18

CL 山崎 欣治   宮崎 三郎  永江 忠之  林田 哲郎  冨田けい子  米倉 暢子

SL 川原 康廣    田中 信公   上川 淳悟  北島 敏郎   平野 徹雄   市丸 積男

BL 野ア 善則    新岡 哲子   菊川 保則   青木 譲  田島 緑   江口 敏行

 

コースタイム

唐津500 =⇒ 牧ノ戸 9:20 …→ 久住別れ11:30 …→ 久住山12:00 …→ 避難小屋

12:30 …→スガモリ避難小屋14:00 …→ 大曲 15:06 =⇒ 唐津 19:00 ?

 

計画より30分近く遅れて湿った雪の降る暗く寒い中、旧Aコープ前を出発する。

山田のサービスエリアに着く頃には雪も本格的に降り出す。十三曲がりの急カーブ急勾配の道路が凍結し通行止めにならないか? 心配された(九州自動車道:大宰府方面が雪のため通行止め?) ‥‥が、皆さん久々の雪で大変興奮されていた様でした。

雪のため予定より1時間遅れで牧ノ戸登山口に到着する。     バタバタの登山準備をして9時20分、登山開始。



牧ノ戸峠


登山口から扇ヶ鼻の分岐点までのルートはかなりの積雪で、樹林帯は樹氷+白い雪で覆われ静寂なモノクロの水墨画の世界にいる様な錯覚になりそうでした。

『ザック』『ザック』と心地よい音でアイゼンが雪を噛みしめていく。‥‥ 十分に雪山気分が味わえる

Bは少人数なので、ゆっくり雪景色を楽しみ写真を撮りながら登っていけた。



沓掛山にて

西千里ヶ浜に入り左に星生山、正面に久住山が見えてくるのだが?‥ 雪とガスで視界がきかず見えない! 1130分、久住別れ避難小屋に到着。

休憩をとらず避難小屋に冨田さんを残し、男3人で久住山頂を目指した。

計画書の記載どおり、久住別れを過ぎると尾根を越えた雪まじりの強風に吹きつけられて顔や指先が痛いくらいの冷たさを感じた! また鼻水もズルズル スタスタだ。風による体感温度は−10度以下ぐらいでしょうか? 山頂付近から下山し御池を目指すAグループとミートした。



久住山山頂にて



御池の上を歩く                       北千里が浜


1200分、久住山頂 1768.9mに到着する。残念ながら山頂からの大パノラマも先月の由布岳 同様、視界が悪く何も見えない 寒いので、早めに下山する。

避難小屋は韓国からの登山客などで満員御礼! しかたなく小屋入口で、簡単な昼食を済ませAグループを待つことにした。しかしAが来ないのでBグループだけでスガモリ小屋を目指し下山することにした。

北千里ヶ浜への下りは雪道の急坂で滑落しないようアイゼンを効かし、トレッキングポールを上手く使い慎重に下っていく。雪の平原に積まれたケルンが見えてくる 50年前、吹雪で集団遭難が起こった哀しい場所 道標のケルンに沿いスガモリ峠に向かう。途中でAグループと合流。



スガモリ小屋にて


1400分、スガモリ避難小屋にAB全員到着。ここで10分近く休憩し、雪山の記念写真を撮った。
1506分、骨折事故もなく無事、大曲に到着する。出発より30分短縮し、計画書より30分の遅れで下山。
今回は最高の雪山登山  更に久住山の魅力を感じさせられた山行でした。


皆さんお疲れ様でした!    (記録:時計が不具合を起こし申し訳ありませんでした。)