月例山行

新しいルートで眺めよう                                   

2012年6月3日()

雲仙普賢岳1359m     



[参加者]19名

CL宮崎三郎  SL川原康廣  会計市丸積男  補佐竹下幸枝  記録林田哲郎         

  田中慶一郎  米倉暢子     山崎幸美     田嶋 緑     菊川保則    原 容子(一般)   伊藤立己

  平野徹雄    北島敏郎     大島明美    瀬戸友子    西村美智子    今泉和人       井上幸子 

 [コースタイム]

唐津鏡0520===0820池之原園地0825---0845仁田峠---0920ロープウェイ妙見0925---0940妙見岳---1005国見岳1015

  ---1045鬼人谷口---1055西の風穴---1105北の風穴---1105鳩穴分かれ1115
---1130立岩の峰---1140霧氷沢

  ---1155普賢岳1250---1316紅葉茶屋---1340薊谷---1410仁田峠駐車場===1445小地獄温泉1530===1810唐津鏡
    


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 今日は久々の阿蘇で高岳のミヤマキリシマを日ノ尾峠から登る初めてのルートで急登であるし登りがいもあると思っていたが、朝集まってくると普賢岳とか噴火とか言っている。よく聞くと昨日急遽行く先を変更して雲仙になったそうである。雲仙は新しいルートが5月9日より解禁になってこちらも新鮮味がある。がある人は三日前に登ってきて、しかも新しいルートは今日で3回目という普賢岳を極めた人もおられたようだ。

 という話をしながら、バスは諫早湾潮受け堤防の直線道を通る。まっすぐな数キロに及ぶ道である。こんなに多くの海をせき止め、もっとも浄化作用がある海岸線の浅瀬をなくなせばものすごく大きな変化があり、生態系への影響はかなりのものであるのは明らかなはずだ。しかし、せき止められた後で堤防をまたすべて壊せば元のようになるとは思うが、干拓地の人などもあってどうにもならない。現状ではこのまま自然に任すしか方法はないのだろう。本当は海で生活をしているものとしてはこんな干拓はしてほしくなかった。


潮受け堤防の水門


 仁田峠から登ると思っていたが、池之原から登ってよいとの話があり6名が降りて登り始める。仁田峠で追いつこうと思い急いで登ると登山口から手を振っているので合流しようと休み無く登る。汗が噴き出て息もたえだえとなるが、妙見展望台の見晴らしは良く、天気も一部雲がかかったりするが十分である。



妙見岳山頂と山頂から見る普賢岳

 妙見岳に登り記念撮影をして神社でお参りをして国見岳を目指す。国見岳の山肌にはまだミヤマキリシマの花が残っていて華やいでいる。頂上からの眺めも気持ちがいい。


国見岳のミヤマキリシマと山頂集合写真


 国見分かれから急坂をおりて鬼人谷口から新ルートに入る。この道は平成2年に爆発するまでは普通に通れた道ですが、今年の5月9日に開通するまで約20年以上眠っていた道です。道は木々が生い茂り日が当たらずに涼しいし、道もかなり使われているようでふみかたまっている。風穴の冷気で体を冷やしながら鳩石分かれに出る。ここは初めての景色でしばしの休憩をとる。ここから急騰が少しあって、平成新山のごろごろした岩が眼前に現れる。立岩の峰はこの辺りを見渡せる小高いピークである。一休みして、霧氷谷へ向かう。霧氷谷はあまり人気がないのか人が少なかった。



立岩の峰から平成新山を望む、霧氷沢分かれに向かう同行者


普賢岳で記念撮影して昼食にする。数名遅れていたが、来るなり携帯を国見岳に忘れたひとがいるらしい。みんな市丸さんの顔をみて、しょうがなく準備を始めている。そろそろ行くかという時に、本人が到着して「あった〜。」もう少し遅ければ国見岳に絶対走っているのに、残念だったと皆さんが口々に言い、残念がった。市丸さんもその気になっていたようだ。ゆっくりした昼食を終えて、下り始める。紅葉茶屋、薊谷を経て仁田峠につく。みなさん怪我なく無事に到着した。
 初めてのルートで、ゆっくりと道を楽しんだ。天気も十分によくていい山行となりました。



普賢岳山頂にて



普賢岳より平成新山を望む。いつもの労山専用のバス


 温泉は、小地獄温泉がいいということで向かう。乳白色の温泉で、雲仙では唯一だそうだ。硫黄のにおいが強く、すべすべはしないが結構温まる。いいお湯でした。雲仙ではこの湯で決まり。温泉を出ていつもの様に唐津に向かう。前回の山行帰りは飲みすぎて前後不覚傷だらけの件があり、今回は小生はビ−ルを少し飲んで素面で帰った。こんなことははじめてだ〜〜!!帰りの道のりがものすごく遠く感じられました。次からはほどほどにしたいものです。