九州ブロック協議会主催

広域捜索救助訓練

<期間>
2012年9月22日-23日

<場所>
黒髪山山系


<宿泊>
黒髪少年自然の家 0954-45-2170


<22日行動>
1400 開会式  議長の挨拶 事務局より
1430〜1700 セルフレスキュー講習会
講師 川原慶紀 柿木信夫

1730〜1900 夕食風呂
1930〜2030 テーピング講習会
2030〜2230 全体交流会
2230      就寝


<23日行動>

0600起床
0700朝食
0745集合
0800出発
1330自然の家に帰着集合
1400閉会式


捜索コース
1.黒岳コース
2.山の城コース
3.実相院コース
4.河内岳東尾根コース
5.青螺トラバースコース


(参加者)
 九州の各勤労者山岳連盟の会員である山岳会より125名参加(うち宿泊は106名)今回の主催は佐賀県連で佐賀より44名、福岡県より41名、長崎県22名、熊本県8名、大分県5名、宮崎県2名の参加である。わがからつ労山からも13名参加した宿泊は7名だった。

(22日)
 朝800に鏡を出発して9時過ぎに到着する。駐車係、受付、その他準備、ダミー隠しなどそれぞれの役目をこなしてゆく。1400から各班に分かれてセルフレスキューの講習会を行った。ロープの結び方やハーネスの作り方、担架による搬送方法や、ザックやハーネスを使った背負い方法などを各自練習していた。いったん部屋に帰りとりあえず飲み始める。食事は食堂に食べに行くが、それ以外は部屋で飲んでいた。 時間になったので、いい気持ちでテーピング講習会に行った。テーピングは初めての経験で勉強になった。
 交流会は各県の紹介や出し物で楽しんだ。からつ労山から夜の道を走ってきて3名参加した。時間となり最後に坊がつる賛歌を歌ってお開きになる。
 その後部屋に帰って、酔うまで飲んで就寝。







(23日)
  朝から班に分かれて捜索訓練を行った。
 私のコースは青螺山トラバースコースで、あるいて乳待坊まで登る。




乳待ち坊展望台から



 小休止して登り始める。登山口に昨日からいる犬を発見した。食事をしていないらしく元気がない。捨てられたようには見えないし、はぐれたならば迎えに来てもよさそうだし、きれいな毛並みのおとなしそうな犬である。帰りに食べ物をやるか自然の家まで連れて行かないと死にそうである。

 隊は見返り峠で二回目の休憩を取り、トラバースコースの分岐点まで登って捜索を始めた。
15分後にはトラバース路の谷側の斜面に要救助者を発見した。
 一人は担架を作って乗せるのと、もう一人は足のテーピングと骨折した手の処理を求められている。速やかに事前準備を澄まして、担架に乗せる。ガイドロープもつくってもらい斜面をあがりやすいようにサポートする。



 急な岩場の斜面ではとりあえず背負っておろす。交代しながら最後の林道まで背負っておろした。



 何とかおろし終わり、乳待ち坊にて昼食して帰る。記念撮影も行った。



 少年自然の家について反省会と閉会式があり、からつ労山も1430には使用した体育館の掃除をしてお開きとなりました。最後の締めに有田の湯にゆっくりと入って汗を流し、1700無事に唐津に着いた。懸念されたワンちゃんも(一緒に写真に写っている。)誰かが連れて帰ったということで、めでたしめでたし。
 とりあえず訓練は終わったけれど、なんかすっきりしないのは昨日の飲みすぎのせいだと思う。久々にたくさん飲んだ。食事前にビールを沢山飲んで食事が終わって飲んで、交流会で少し飲んで、かえって寝るまで飲んでおかげで胃の調子が悪いようだ。水曜日ごろにやっと回復しました。山で飲みすぎは禁物です・・・・。
 しかし、九州一円からはるばる100名以上の方が集って、一つのことをやるとはすごい集まりだと思います。いろいろと準備、落ち合わせを重ねてきた辻会長本当に大変だったと思います。ありがとうございました。また、からつから参加された方もお疲れ様でした。