からつ労山紹介

 からつ労山(からつ勤労者山岳会)は1988年3月21日に十人余りで結成しました。日本勤
労者山岳連盟、佐賀県勤労者山岳連盟に加盟しています。
 翌月十坊山に登ったのが初登山です。以来ほぼ毎月佐賀県や福岡県の近い山に日帰りハ
イキングをしてきました。キャッチフレーズは「安く」「楽しく」「安全に」でした。それに「山の自然
を守る」と言う目標が加わります。
 その後、会員の要求で九重・阿蘇・霧島など九州各地の山や中国地方へも出かけるようにな
り、最近は日本アルプスまで遠征するようになりました。
 一人で山に行くより、集団で行ったほうがマイカーにせよマイクロバスにせよ交通費が安く上
がります。また危険も少なくなります。話し相手があれば楽しくもなりますし、山の知識も技術も
身につける事が出来ます。勝手に花を取るなど自然を荒らすことも無くなるでしょう。
 これが「からつ勤労者山岳会」をつくった目的です。
 「勤労者」と冠がつくのは、戦前からの山岳会がおおむね大学山岳部やそのOB中心のエリ
ートによって組織されていたのに対し、普通に働いている者でも気軽に安全に登山できるよう
にしたいという要求から生まれたものです。
 今では多くの大学山岳部が労山に加盟しています。
 様変わりはしてきましたが、当初の目的は変わらないと思います。むしろ、登山人口がふえ
る中で「安全登山」「自然保護」の大切さが大きくなっています。




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