2006年5月4−5日連休山行 夏木山(1,386m)

夏木山山行記録・・・・竹下幸枝
5月5日(金)

(5時) 
 起床、快晴無風絶好の登山日和。着替え、荷物を整理して朝食。

(6時10分) 
 「湯ートピア」を出発。昨日行った藤河内渓谷の狭い林道を登ってゆく。藤河内渓谷を過ぎると道は悪路となり、時々バウンドする。対向車との離合も慎重になるほど狭い道路である。第一夏木橋、第二夏木橋を過ぎ夏木新道登山口に駐車をと思ったが、スペースがなく犬流越登山口に駐車する。

(7時) 
 犬流越登山口を出発。最初から急な上りである。杉の植林、自然林、ヒノキの植林の坂を登ってゆく。

(7時20分) 
 小休憩。衣服調整、水分補給。5分後出発。途中シャクナゲの群生があった。散りかけてはいたが、まだまだ捨てたものではない。

(8時) 
 犬流越に到着。のこぎり尾根へと進む。「鋸尾根は初心者は危険です。」という看板があった。急な坂を登る。所々にミツバツツジが咲いている。登ったかと思うと、今度は絶壁を下る。一歩一歩足元を確認して慎重に下る。とまた急な上り坂である。はしご、ロープありの上り下りの連続。
最大の難所である鹿の背に出る。東斜面のロープを伝いカニの横歩きみたいにゆっくりと足元を確認してわたる。ここからの眺めも素晴らしい。岩場の影にヒカゲツツジを見ることができた。 ところどころ登山道が土砂崩れのため足元が悪くなっていた。
道中、ミツバツツジやシャクナゲが咲いている。遠くに見える斜面のピンクはアケボノツツジである。山頂付近のアケボノツツジを期待しながら登ってゆく。所々アケボノツツジが散見されるがどれも散っていた。ガッカリ!!
だが、下山してくる人の「頂上は素晴らしいですよ。」という言葉を聞いて気を取り直す。まもなくアケボノツツジの群生である。

『今年もアケボノツツジを見ることができました!』

(10時30分)
 頂上到着。集合写真を撮る。遠くには大崩山も見え、素晴らしい展望である。ちょっと早いが昼食をとる。

(11時40分)
 下山。下りは夏木新道のコースを取る。途中シャクナゲの群生、赤松の大木あり。どんどん下るばかり。

(13時15分)
 夏木新道登山口着。林道を歩いて車のところに行く。

(13時55分)
 「湯ートピア」着。入浴、早いせいか温泉はすいていた。ゆっくりと今日の疲れを取る。

(14時50分)
 「湯ートピア」出発。
 
(19時50分)唐津駅到着。

今日の登山は天候に恵まれ、ミツバツツジ、シャクナゲ、ヒカゲツツジ、アケボノツツジおまけに山桜までみることができ、最高の登山でした。

・・・なぜかワンちゃんが・・・?

夏木山一口感想    小川浩
 登山前日の観音の滝、藤河内渓谷散策は快晴に恵まれまさに大自然を満喫。特に観音の滝は落差74mのすごさ、その下に流れる清らかな水、美しくすんだ水にヤマメが泳いでいました。また散策路から眺めた河床の洗掘模様はここへ足を運んだものだけが楽しむことができる情景でした。きっと秋の紅葉も素晴らしいだろうな・・・。
 翌日も雲一つ無い快晴の登山。前日歩いていたせいで足が軽い。今回難所と言われていた鋸尾根も満開のアケボノツツジ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジ、そして色の違ったシャクナゲの花が疲れを忘れさせてくれました。見る花、見る花どうしてこんなに美しいのでしょうか。背の高い鼻低くて可憐に咲いている花。素晴らしい山へつれていっていただきまして有難うございます。

(夏木山山頂付近から傾山を望む。)

ヤマメとアブラメ
前日昼過ぎに藤河内に着く。私一人だけ極秘行動の釣行計画を練り上げていたので、秘密裏に決行。別同部隊は観音の滝の偵察に向かう。こんなに大きいものが三十匹程釣れて大漁。あまりに大きくもってこられずすべて放流。観音の滝のほうが重要度が大きかったかも・・・。

前日の作戦会議
全員が明日の目標を認識して就寝。


鹿の背?
このような難所も難なくクリアー

今回の作戦に参加の女性軍5名
アケボノツツジをバックに

大崩山遠景とアケボノツツジ
このように天気に恵まれ、花に包まれるなんて思ってもいませんでした。もうサイコーの一日でした。




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