石堂山・天包山の山行記録
5月３・４日 記録 田中 慶一郎
参加者 10名
C.L 折田 裕、 S.L 永吉 悦子、 山﨑 幸美、 田中 慶一郎、 竹下 幸枝
牧野 勝支、 市丸 積男、 北島 俊郎、 田中 信公、 永江 忠之、
【記録】
〔５月３日〕
今回の連休山行きは3パターンに分かれ、常念岳本州遠征組、井原山日帰組と石堂山一泊組に分かれたため少人数での山行きとなった。しかし最高の日和で各組とも十分に満足できた山行きが楽しめたことだろう。
06:55 唐津駅発。順次鏡Aｺｰﾌﾟ集合組、多久I.C前組と乗車し、多久I.Cから高速へ。10名の少人数のため、席も一人ワンシート利用で静 かな雰囲気で進行。
09:23 緑川S.Aでトイレﾀｲﾑも兼ねて10分の小休止。再度静かに進行。
10:23 人吉I.C着。コンビニで食料など確保。湯前町まで信号無しのフルーティーロード（広域農道）を快適に走り湯前から国道219号線に入り西米良へ。
11:38 ベース基地の西米良、村所に到着。ここで天包山への道を尋ね米良三山の第1峰目を目指し出発。林道は舗装だが狭い、でも殿様街道と名前はカッコいい。離合が無ければいいがと思っていたがとんでもない、先に何があるのか十数台と行き違う。（結果：理由は分からなかった。） 途中の分岐から入った林道は花街道、なかなかシャレている。
12:40 西南戦争の碑がある広場に到着。ここが登山口、登山準備。
12:55 登山開始。ｺﾝｸﾘｰﾄ丸太階段を登ると戦争当時の弾痕が残ると言う坊主岩に出会う。次に自然林の中を歩き、再度ジグザグのｺﾝｸﾘｰﾄ丸太階段を登る。最後にゆるやかに登ると展望台のある頂上に行き着いた。
13:22 登山口から30分で弱で頂上着。アンテナ、鉄塔が立ち、展望台がある。展望台からは、石堂山と市房山が相似形で兄弟のように展望できる。左端には白髪岳もかっこよく鎮座している。15分ほど展望を楽しみ下山開始。17分で登山口へ着。
14:00 駐車場発。帰りは離合も無くスムーズに宿泊場のキャンプ場へ。
14:40 宿泊場に到着。キャンプ場の管理棟だけに中も広く畳も敷いてあり、炊事場、トイレもあり、皆さん満足の様子。早速歩いて数分の温泉へ（温泉名：ゆたーと）。ヌルヌル感も気持ちよく、ここも皆さん満足の様子。風呂から帰ると男性群は早々に懇親会開始。この後筆者は例により深酒の途を辿り、翌日は記憶喪失のため皆さんの行動は書けない。が朝起きての反省のこととなる。
〔５月４日〕
05:00 起床。洗顔、朝食、今日の準備を進める。ところで昨晩、安眠妨害犯が二人いたとのこと。筆者と牧野氏が犯人。「大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません」。（これでも懲りずにまた飲みますけどね。）
05:55 米良三山第2峰目を目指し宿舎を出発。今日は朝早いため林道で出会う車も無く順調に登山口へ。途中登山口入り口林道の確認を怠り20分程度ロス。
06:55 登山口駐車場に着。すぐに登山開始。
07:00 登山開始。ここで残念ながら北島氏が昨晩の懇親会の後遺症（呑み過ぎ？）で体調不良を感じられ、かつ皆さんへの迷惑を考慮され登山を中止、ﾊﾞｽで待機されることに。9名での登山になった。
07:15 登山口から杉林の中をジグザグに登り、上米良（1合目）からの道と合流。ここが6合目。ここから3分で尾根道に上がる。
07:18 尾根道に上がるとすぐ先の左側が伐採され市房山がドーンと眼に入る。この先は約20分弱の本日第1回目の急な上りが続く。その後は並みの上り、平坦路を繰り返す。
07:45 ７合目。この後ブナ林の快適な道が待っていた。再度、並みの上り、平坦路を繰り返す。
08:05 林道に出る。この手前5分位が急坂を登る。林道を100m進み左の稜線に上ると石堂山の正念場が始まる。9人の小人数のため此処までも一団で進行。
08:13 ８合目。この数分後、本日始めてのアケボノツツジとのご対面。本によると本番は９合目から。しばらくで急な上りが見え有名なだましピークが始まった。
08:35 急な上りを終えピークを進むと左にはアケボノツツジ、右にはミツバツツジの競演が始まった。スバラシイ！写真家は忙しくなったようだ。5分ほどで９合目。次のピーク手前は左が崖のヤセ尾根、鎖場もありチョット緊張。次のピークを越えると頂上か？
09:03 最後のだましピークに立つ。この先の急坂を登れば頂上だ。
09:10 石堂山頂上着。ここでも一本のアケボノツツジが迎えてくれた。山腹にも咲いておりブナの木も迎えてくれる。北西以外は展望も開けており中々のものだったが、遠くは残念ながら霞んでおり高千穂などは見えなかった。皆さんも今回の登山は十二分に満足のご様子。
09:45 下山開始。最後は安全第一で気持ちを引き締め一団で下山。丁度1時間30分で登山口に到着。
12:10 昨日入った温泉「ゆたーと」着。ここで風呂と食事を済ますことに。やはりビールがうまかった。
13:25 帰路へ出発。時間も早いし帰りは国道219号線オンリーで、途中道の駅にも立ち寄りお土産探し等の楽しみも。
15:04 人吉I.Cより高速へ。玉名PAでトイレ休憩。車中は囃し方もおらず飲んべーも筆者だけで雑談程度の静かな雰囲気のまま進行。帰省ラッシュの渋滞を心配したがやはり南関から広川まで１５ｋｍの渋滞表示が！相当の遅れを覚悟したが思ったより早く進み渋滞時間を30分で通過。後はスムーズに運行。
17:52 多久I.Cに着。 18:20鏡着。 18:40唐津駅着。それぞれの下車位置で皆さん元気に降車されました。
５月１６日の月例登山は、残る米良三山主峰の市房山、今回のメンバーは勿論、多くの会員で宮崎県中央部の最高峰を制覇しよう！
