市 房 山 登 山 記 録
'10年 5月16日
【 記録 】 平野徹雄
4:00 唐津駅前発
鏡Aコープ→相知→多久を経て18名。(内一般参加 1名、子供 1名)
今日も晴れ、今年の山行きは全ていい天気。しかし厳木辺での気温は9℃。
車中、CLの永江さんよりトムラウシの事故の報告と注意事項が示された。
8:35 登山口のキャンプ場に着く。
今日の登山の注意とハインリッヒの法則の説明があった。
(詳しくは会報を読んで各自注意)
Aコース : 9名
市房登山口→市房神社→市房山→二ツ岩→林道出会
*ただし5年前の崖崩れで二ツ岩まで行けないかも知れない。現場を見て判断。
Bコース : 9名
市房登山口→市房神社→市房山→市房山登山口
8:55 登山口記録書を記載し登山開始。
いきなりの急な登りの連続となる。
市房神社までの参道の両側には杉の巨木があちこちに。
樹齢800年から1000年ほど、幹周り 6m以上の杉が21本も。
大きな切り株、切り倒された木の中に新しく杉が生えている。
こんなに大きい
9:55 四合目の市房神社で休憩。
10:15 五合目。小鳥の鳴き声を聞きながら、平坦部や下りの無い急な勾配が続く。
足場は岩でしっかりとしているが、木の根が土から浮き出ている。つまづかな
い様注意注意。
大きな木の根の描く模様は美しい。
大きな石柱(自然石)が見える。
10:40 六合目,木の階段や梯子が続き注意をしながら行く。
大きいヒメシャラが近くにかなりの数見える。触ってひんやり感を味わいたい
な!
11:25 尾根まで出て休もうといいながら登るもなかなか尾根が出てこない。
コバイケソウのみどりが見えてきた付近で一休み。
9合目付近からミツバツツジやアケボノツツジがちらほらと見える。
群生もいいがちらほらも風情があってまた良し。
12:15 市房山山頂に到着。風も無く穏やかな天気。
昼食。山頂はかなり広くゆっくり休める。二つ岩行き中止でゆっくり散策。
山頂の東側から北側、西側の斜面にアケボノツツジとヒカゲツツジがいまを
盛り?と咲いている。
向かいの山の斜面にもアケボノツツジが見えている。
やはり二つ岩方面は通行止めであったが心見橋のところまで行ってみる。
亀裂のような崖の上に大きな岩が挟まっている。ここで写真撮影会。
1時間ほどしてB班到着。
14:15 A,B班一緒に下山開始。
下り始めてしばらくすると鹿が近くに出現。
段差がかなりあり、木の根に注意しながらゆっくり、ゆっくり下る。
16:30 市房神社到着
3合目付近から林道に出て軽トラで登山口へ。
17:15 見るとバスが宴会用バス、調子が悪かったので取り替えたとのこと。登山口
出発。帰りの温泉は源泉かけ流しの綺麗で気持ちのいい湯でした。
18:30 帰りの途へ。
大島さんよりお菓子の差し入れ。美味しく食べる。
*19:30分過ぎ熊本付近で夜空を見ると、三日月の先端のすぐそばに宵の明
星がポツリ。皆さん気付きました?翌日の新聞にも出ていましたよ。
23:00 唐津へ帰着。
遅くまで皆さんお疲れ様でした。
*一般参加のKさんご苦労様でした。
急な登りの連続が山頂まで続き、平坦部の無い山道は
初めての挑戦にはかなりハードだったと思います。
一口感想 縦走がなかったわりには急な、登りだけの山で疲れた。
大きな石と剥き出しの木の根の足場はしっかりとしていい感じ。
歩きにくいが木の根の描く模様が美しかった。
大きな杉の多さに驚くとともに、巨木といえば肌がガサガサ、ゴツゴツを思うが
すらりとしたその肌は思った以上に綺麗で驚いた。
杉の巨木を従えたしっかりした石の階段と木の根の浮き出た登山道が印象に
残った。