月例山行 　   　 記録　山口政敏　 参加者 ＣＬ山崎欣治　永江忠之　古賀幹子　山口紀子　折田　裕　山下光生 ＳＬ野�ｱ善則　大島明美　古賀正弘  山�ｱ幸美　山口政敏   市丸積男  吉岡すみえ　西岡　勝　上川淳悟   牧野勝支    田中  勝    宮崎三郎  田中慶一郎    増本　章   北島俊郎    永吉悦子    冨田けい子 記　録 ５：５４　唐津駅南に駐車中のバス乗車。メンバーは次々に揃い、間もなく予定人数（８名〜宮崎会長が確認）となる。唐津駅南からのメンバーは田中勝さん、田中慶一郎さん、宮崎会長、牧野勝支さん、北島俊郎さん、野崎義則さん、山口紀子、山口政敏、の８名。 ５：５８　発車。運転は鬼子岳観光の若き山口征幸さん。曙前の唐津市街を走るバス。 ６：１２　鏡Ａコープ前着。乗り込んでくるメンバー。冨田さんによる点呼。２３名。林田哲郎さんは、急な仕事が入りキャンセルされたとのこと。山行案内パンフレットの配布。私の右隣には増本章さんが座られた。多声俳句会と太極拳練習でもお会いする増本さん。今回も彼の温厚で円満な、朗らかな気質に、救われる思いがした。 ６：１６　発車。七山経由で脊振山駐車場を目指す。キャンセルされた 林田さんから、全員に肉まんの差し入れ。まだ熱々の肉まんであった。 ６：３０　山崎欣治さん（ＡコースＣＬ）よりの案内があり、Ａ〜Ｃ班に分かれて登山することになる。Ａ班１３名（ＣＬ山崎さん・ＳＬ野崎さん）、Ｂ班７名（ＣＬ永江さん）、Ｃ班３名（ＣＬ冨田さん）。それぞれＡ：脊振山駐車場、Ｂ：椎原峠登山口、Ｃ：三瀬峠と、バスを降りる場所が決まる。バス運転席後部のＴＶで、西岡さん撮影・編集のＶＴＲ（「鶴見岳」など）が上映される。 ６：４８　朝日が差し込んでくる。眩しい光。快晴。冨田さんより連絡。会計だが、今回温泉の団体割引の人数に達しなかったため、会費は一人￥２，０００を集金し、温泉代は各自個人で入浴券を買って入ってくださいとのこと。会計担当古賀幹子さん。会計補山口紀子。今回、集金と確認に幹子さんのご主人正弘さんも協力してくださった。 ７：００　三瀬峠への道を山口運転手さんに案内するために、永江さんが運転席隣の補助席に座られた。霜に覆われた山の田畑が窓の外を流れてゆく。 ７：１９　椎原峠登山口着。Ｂ班の７名は下車。　：２４　バス発車。昨日の雪がまだ残っている。昨日は突風が吹き寒かったが、昨日、鏡山山頂では雪が降っていたと永吉さんが仰っていた。ツララも見え、西岡勝さんが「もう、うず   うずしてきた」と、ＶＴＲ機を持ってフロントガラスに近付き、助手席で早朝の原野や山岳風景を撮影される。 ７：４７　脊振山駐車場到着。バス駐車。Ａ班もだが、Ｃ班も脊振山頂を目指し、降車。装備装着とストレッチ、トイレなど。近くのトイレを覗くと、男子小便器の水が凍り、ツララになっている。Ａ＆Ｃ班で記念撮影に写る。折田さんのデジタルカメラ。山口運転士さんにシャッターを切ってもらう。

１０：００　鬼ガ鼻岩８４０ｍ。大岩が張り出している展望のいい場所。 素晴らしい眺めだ。
１０：０５　出発。その後も、ごつごつした岩山が続き、手足を駆使して登ってゆく。ロープが張ってある場所も何ヶ所かあった。
１０：３４　猟師岩山８９３ｍ。眺めはいいが、先ほどの鬼ガ鼻岩と風景は大して違わず、皆の体調もいいため、小休止はしないで先を急いだ。小爪峠まで、あと一つピークを超えなくてはならない。

１０：４４　小爪峠。７９０ｍ。標識に「←金山２．３ｋｍ／椎原峠２．３ｋｍ→」とある。あと１時間ほどか？ 歩行のタイムは平地（時速４ｋｍ）の１．５倍ほどかかるようだ。

１１：１９　南東方面（佐賀平野方面）に開けた大岩で休憩。ここまでの道程はアップダウンが続き、結構体力を使った。私だけかも知れないが、「はあはあ言いながら心臓をバクバクさせて登る山」も好きである。大体「峠を越した」感じがして、私は失礼して岩に腰掛けて、水分補給をした。脊振山を出発して、大体３時間目くらいだ。

１１：２３　出発。
１１：５０　ピークになったなだらかな場所に出る。江戸時代の鍋島藩「番所跡」。もう金山は目と鼻の先だ。金山に向かう途中、左手（南方面）に下る三瀬峠に続く分岐点にＢ班からの置手紙（手帳大の紙）。先頭の野崎さんもその後に続くメンバーもこの置手紙に気が付かず、素通りしてしまったが、市丸さんが「見落としたらいかんて!!」と発見して手渡された。「Ｂ班は下ります。　１０：４５　永江」 とあった。
１１：５２　金山山頂。良好な天気。脊振山より３時間３０分経過。標識が正しければ、８．６ｋｍの距離を歩いたことになる。Ｂ班は１時間以上前に下山しているが、今日はすごく好天気だったが、じっとしていると底冷えがしそうな気温だったことを考えると、「Ｂ班下山」はことの道理だったように思う。１年前の１月の月例登山（雷山〜井原山縦走）での、Ｂ班の謎の蒸発（？）事件でも体験したことだ。金山山頂では、Ｃ班（冨田さん・永吉さん・増本さん）と、石丸�_三さん（マイカー移動〜三瀬峠からの登頂８５歳！）が揃って食事中だった。金山山頂から西方向にわずかに下ったくぼ地に集っている。私も食事に参加した。宮崎会長、上川淳悟さん（コンロで調理されたもつ鍋の肉を少し分けていただいた）、吉岡すみえさん、野崎義則さんが一緒だった。昨年１月の雷山・井原山で個人山行中だった上川さんに２度もお会いしたし、さらにあの時も、三瀬峠からの井原山山頂を目指した石丸さんの登山と重なり（あのとき、Ｂ班の蒸発（？）に関して重要な情報を知らせていただいた）、奇しき出会いを感じた。４年前（Ｈ１７年）の６月、大船山をガラン台方面から登る個人山行（１２名で行動）に参加したが、今水方面から登ってこられた石丸さん（当時８１歳？）に分岐点でばったり出くわし、前セリから一緒に登頂したが、あの時はほんの１分でもどちらかが早く（もしくは遅く）通過していたら、ずっとお会いできなかったであろう、奇跡のような山中の出会いを経験し皆で驚いた。からつ労山は何か磁石のような摩訶不思議な波動（磁力？）を持って、皆が１つになるような神の導きがあるのでは？と思ってしまった。

１２：２２　Ａ＆Ｃ班が山頂の木標に集い、記念撮影。折田さんのデジタルカメラ。他の登山客さん（美しい小型犬とともに３〜４名で来られている）にお願いして、シャッターを切ってもらった。
 

１３：２０　城の山８４６ｍ。Ｋさんを見守る後続隊も追い付いてくる。小休止。

　　標識には「←アゴ坂峠３０分／三瀬峠３０分→」と示されている。  ：２３　出発。

１３：３９ 三瀬山７９０ｍ。
１４：００　三瀬峠到着。福岡県と佐賀県の境になる車道。駐車スペースに石丸さんの四駆ともう一台が止っているが、マイクロバスとＢ班の姿がない。皆はザックを下ろして靴の泥を落としたり、装備を解除して寛いだ。予定では１５：３０到着になっていたが、１時間３０分も早く到着している。標識では、「井原山まで９０分」。 バスがいないので、皆で知恵を出し合い、まず携帯電話で番号案内を利用することにする。「唐津鬼子(きし)岳(だけ)観光」の番号を聞き出し、営業所にＴＥＬ。山口運転士さんの番号を聞く。そうして、山口さんにつながり、来てもらうことになった。

１４：２４　Ｂ班を乗せたバス着。（Ｂ班７名はバスがいないため佐賀方面に下る車道を歩いている途中だったという〜途中で拾っていただいた様子だった）

１４：３１　「２３名」を確認（野崎さん）〜発車。全員無事帰路に着く。
１４：４５　三瀬温泉「やまびこの湯」下車。温泉代￥５００各自で。「３時３０分まで」。露天風呂で汗を洗い流し温泉で温まる。
１５：３５　点呼２３名〜発車。帰りは特産品店「マッちゃん」に寄り、その後も安全に帰ってくることができた。ビールなどをコンビニに寄り購入するメンバー。

１５：５０　ＣＬ山崎さんから挨拶のあと、永江さんが安全登山のため、山での事故体験者からの報告と注意のポイントをと、まず宮崎会長を指名され、話していただいた。その後、冨田さんからシュリンゲ（スリング）とカラビナの販売・山行案内、他。マイクを持った田中勝さんの喉がうなり、野崎さんが「坊がつる讃歌」を歌われた。近場の山だったので、もう鏡山が見えてくる。

１６：５０　鏡「古代の森」着。降りてゆくメンバー。

１７：１５　山口親子牧野さん下車。唐津駅南に向かうバスを見送る。 
１７：１７　　宅着。