仰烏帽子山

１３０２ｍ

’11年3月20日(日)

記録　永江忠之　 林田哲郎

＜参加者＞　　　　　　
　　　　　　　　　　　

ＣＬ林田哲郎　  宮崎三郎    平野徹雄　　　米倉暢子　　　市丸積男

ＳＬ山�ｱ欣治　　　新岡哲子　　　菊川保則　　　田中慶一郎

ＢＬ永江忠之　　山�ｱ幸美　　　道永渥子　　　冨田けい子

コースタイム　山時間4.5ｈ
鏡Aコープ5:20====椎葉谷登山口9:50------仏石(散策)10:45~11:35-----元井谷分岐:45--

---(昼食12:00~:20)----山頂12:40~55-----元井谷分岐13:30-----二本杉13:45------元井谷登山口14:20~:45====温泉15:10~50====唐津20:45　　

＜記　録＞

　　3月の月例登山は福寿草の鑑賞で仰烏帽子山となっている。誰かの奥さんのどこに行くのという問いかけにそう答えたら「ぼけ防止山ね！」といわれたそうである。山は深くて急峻だが、アプローチが近くまで行っているので車の時間が長く、歩く時間は少しでよい。そしておそらく九州では最大の福寿草の群生地でたくさん咲いていて飽きるぐらいあり満足できる場所だと思う。
　今日は震災の影響で控えた方も多いのか13名の参加であり、常連メンバーばかりであった。震災の義捐金も集まり、山頂では被災し亡くなられた方々へ弔意を表すのに黙とうを行った。九州は本当に幸せである。被災地の早期の復興をお祈りする。
　唐津を出発するころより雨がぽつぽつと振り出し、雨対策を十分行って出発した。道はずるずるの道でここでは天気がよくてもずるずるしている。だんだんずるずるが気持ちよくなってくる。仏石に登るが何も見えずに危ないばかり、群生地の散策をするが、花は終わって実がなり始めている。福寿草にとっては花を咲かせるのも大変だろうが、実を生らせるのが本命で仕上げであろう。この実よりまた次の世代が生まれていき、こんな大群落を維持できている。

仏岩の上で

　元井谷分岐を過ぎて雨の影響が少ない杉林の中で昼にする。コーヒーも飲まずにさっさと登頂して降りてくる。山頂付近の尾根の道は自然林が残っていていい道である。晴れていたら景色もよいのであろうが、記念撮影も白っぽく写っている。元井谷分岐より降りるが、以前来たときよりも道が整備されていて、福寿草もたくさん増えているような気がする。下に行けば行くほど実がなっている。季節はすでに春になりきっていた。

福寿草の実の写真です。福寿草は3月はじめごろが最盛期なのでしょう。しっかり実が生って生きている事が認識できました。実の生った後は葉っぱはどうなるのかな？実はいつごろ成熟するのかな？疑問が生じますが、見に行くのは開花期だけですから。元井谷は下の方は以前より株が少なくなっているような気もしますが、監視員のおじさんがここにもいました。やっぱり盗掘されているのでしょう。めげずに末永く実をつけ続けることを祈念します。　(林　田)

山頂にて

＜Ｂ班記録＞

　Ａコープ跡を5:20出発。まだ曇り。

相知5:35　

椎葉登山口9:40　Ａ班下車。結構な雨になる。

頂上登山口10:50  運転手さんが下見していて新道があると、案内してもらう。そこにはパトロール隊の方がいて、さっきは我々と一緒に椎葉登山口にいたそうだ。林道をまっすぐ上がれば15分で山頂登山口に着くという。また登山口付近にはヤマシャクヤクが咲くとも教えてもらう。そして「この近くには4月17日頃にピンクのかわいいイシザクラも咲くよ。」と写真を見せてくれた。

新道をしばらく歩くと尾根にあがりそこから福寿草がちらちら見えてくる。時には群落もあるが何せ雨でおちょぼ口で小さくしか咲いてない。

仏石12:00　昼食。(立食）

仏石からまっすぐ元井谷に下る道が地図にはあり、私も歩いた記憶があり必死に探すが分からないので、仰鳥帽子山の分岐点まで戻り元井谷へ下る。13:20下山開始。

元井谷登山口下山14:10

五木の温泉（登山届けを出すとその半切れに割引があり200円になる）に15分ほど戻りここの温泉に入る。

20:00頃　Ａコープに到着、皆さんお疲れでした。　                  (永　江)