清掃登山
雨にけぶる九重 ’11.6.19(日)
八幡岳 記録 菊川保則
764m
[参加者]
CL永江忠之 宮﨑三郎 川原康廣 米倉暢子 瀬戸友子 牧野勝支
山崎幸美 永吉悦子 井本眞由美 山口紀子 西岡 勝 宇津英子
林田哲郎 平野徹雄 田中慶一郎 市丸積男 新岡哲子 田中 勝
菊川保則 野﨑善則 冨田けい子 山下光生 米倉敏明 前田文子
山口政敏 青木 譲 牧野ハルノ 西村美智子
[コース]
Aコース;瀬戸木場コース 4名
Bコース;川内峠コース 8名
Cコース;棚 田コース 9名
Dコース;池 コース 2名
炊事班; 5名
[記 録 棚田コース]
9時20分、
9時30分、登山開始。田植えの終わった棚田を塵を拾いながら上へ上へと登る。途中日本一の高さの石垣の傍を通り、先人の仕事に感心する。道には煙草の吸殻が多い。棚田を一気に登ると、イノシシの害から守るため柵が設置されており、先頭が開放し最後の人が閉めるという場所を2ヶ所通り、県道を横断して山道に入る。ここは最近通る人があまりないらしく、雑草が膝上近くまで生い茂っている。ラッセルするようにかき分けかき分けしながら進むと、池のキャンプ場に到着した。(10時40分)
キャンプ場付近は霧のため見通しが悪い。ここから4人は車道を清掃しながら登る。5人は九州自然歩道を進む。入り口は雑草が生えていてどうなる事かと思うが、30mほど行くと立派な登山道であったが、雨のため滑りやすい。気をつけながら進むと、山頂の三角点に到着した。(11時20分)
雨の池高原
山頂はテレビの中継所等たくさんの建物でいっぱいである。相変わらず雨は降っている。Aコース、Bコースの人たちはまだ来ない。上から大声で叫ぶが応答はなし。もう登山を終え下山をしているかと思いながらも、時間的にはまだだろうと、ひたすら待つ事にした。暫くしてまた大声で叫ぶと、今度は応答があり安心する。Bコース到着。(12時)
12時15分、Aコースも到着したので下山開始。下山中も霧のため見通しが悪い。しかし、一瞬雲が切れ、棚田が見えた。素晴らしい。途中、車に乗って下山。蕨野公民館到着。(13時15分)
本日の収穫、燃えるゴミ20kg、不燃ごみ10kg 最近にない大漁だった。
公民館で女性会員の人達から準備して頂いたソーメン、スイカを味わう。みんなのために準備していただき、ただただ感謝である。今日の収穫は、可燃ごみ20kg、不燃ごみ20kg。しかしながら、なぜゴミが多いのかと思う。“山は来たときよりも美しく”をモットーに登っていきたい。
本日は雨の中みなさまお疲れさまでした。
[厨房より]
記録 山口政敏
8:40
4台の車で、それぞれ目的地へ出発。「炊事班」のメンバーは、西村美智子さん、前田文子さん、牧野はるのさん井本真由美さん、冨田さん、私、の6名だった。携帯電話で各班の場所を時々確認しながら、皆でゆっくりお喋りしながら、時間までのんびりした。
9:45 出発。冨田さん、前田さんの車2台で。私は冨田車で、からつ労山の昨今について、いろいろお話が聞けてよかった。
10:15 相知町蕨野公民館着。冨田さんが近くにある管理人さんの家まで鍵を借りに行かれる。公民館前のぬかるみの駐車場広場で、小雨を避けながら待った。間もなく玄関の扉が開けられ、中に入る。厨房・畳の大広間~それと繋がって奥まで広がる板張りの間。皆で長テーブルを並べて、30人分の席を作る。 厨房で、スイカを切ったり、素麺、ゆで卵、破竹、まるごと電子レンジでチンした玉葱、漬物などを出したりしながら、徐々に準備・配膳が進んだ。永江会長手作りのケーキも切った。スイカはまる2個を切ったのだが、割る前から張りつめたいい音がしていた。包丁を入れると実に景気のいい音がして、自分からぱっくり割れるような具合だった。前田さんにスイカの割り方を教えていただいた(両極が端に来ないように斜めに切る)。お汁粉は、蓬団子、かぼちゃ団子、素の団子など。団子は小麦粉ではなく白玉粉(糯米から作る)を使ったのだと前田さん。団子の数をもっと増やそうと、前田さんが白玉団子を実地で作って茹でられた。
12:00
調理・配膳完了。めいめい、広間に座ったり横になったりしながら、四方山話をしている。
12:50 雨の清掃登山を終えて、各班がぼつぼつ集まってきた。B班に入っていた母も無事到着。赤いゴアテックスの雨具上下が大変役に立ってくれたと言っていた。レイン・ウェアー内側に汗が溜まって少し不快だったようだった。 全員無事集まったところで、永江忠之会長挨拶。「燃えるごみ20kg、燃えないごみ10kgの収穫でした」とのこと。その後、炊事班長冨田けい子さから挨拶、新人の青木譲さんの挨拶・自己紹介後、昼食会が始まった。昼食会の途中、新人さん(菊川さん・青木さん・瀬戸友子さんなど)がいることを意識して、全員から自己紹介があった。
14:50 歓談の昼食会が終り、全員で肩を組み、腕を取って輪になり、黒板に書いてもらった「坊がつる賛歌」を歌い、野崎さんの音頭でからつ労山「万歳三唱」をやり、笑顔と笑い声で解散。 掃除機をかけ、野崎さんが畳の間の雑巾がけをされていたので、私も雑巾がけをやった。左脚の打撲傷はほぼ全快である。帰るとき、厨房で余った素麺を2袋いただいた。冨田さんが公民館の鍵を返されるのに付いて行くと、「そば処和らびの」というシックで古風な店があって、そこが管理人さん宅だった。帰路は前田車で送っていただいた。
蕨野公民館
での食事会