月例山行

感激!  貴婦人の森       　　　　　　 　    ’11.7.3(日)

親父山〜障子岳 　　  記録　田中克博

1,644m      1,703m       

　　[参加者]

CL米倉暢子     田中克博     永吉悦子     宮�ｱ三郎     平野徹雄

SL川原康廣     菊川保則     林田哲郎     市丸積男     高尾秀人

田中慶一郎     新岡哲子     瀬戸友子     青木　譲     谷河律子

　　 　           　
｢コースタイム｣

唐津駅5:15 ====親父山登山口9:14~30------親父山11:00------障子岳11:48~12:47--
-----親父山13:12------登山口14:30~40====唐津20:30


[記  録]

　鏡Ａコープを富田さんの見送りを受け15名出発。

　熊本方面へ高速道路を走り、途中で米倉CL、川原SLより山の説明なり注意、そして新会員の谷河さんの紹介を受けました。谷河さんも自己紹介をされ、参加者も拍手で迎え入れました。天気は曇り、一瞬太陽が雲間より覗き、今日の天気を期待しました。

　9:00親父山登山道路へ。狭く離合所がなく皆心配しましたが、無事登山口へ到着。スパッツや雨具をつけ、個々に準備運動をして、9:30SL先頭に親父山に向け登山開始。

12分ほど歩くと沢に到着。かなりの水だ。｢此処と此処に足をおいて。｣とSLの指示を受け４ヶ所の沢を全員無事通過しました。少し離れた所にはヤマボウシが満開でした。

　後は迷うことのない細い一本道、ひたすら歩きました。風もなく、楓や樅の木などでっかい木々の中は暑くて汗びっしょり。10:00に休憩。これから急登となり、一人がバテ気味となり11名と4名の２班に分かれて登ることになった。

　山頂近くになると霧が濃くなり、視界は10~15mだろうか、遠くは良く見えない。風が少しあると濡れた体が心地よい。黒岳、北谷方面への標識を過ぎると、すぐに親父山頂上11:00。周りが見えず狭いので山頂とは思えない。記念撮影のあと障子岳へ。

親父岳山頂（谷河さんには無理やり登っていただきました。）

　10分も降りるとオオヤマレンゲが眼に入った。なんともいえない純白の花。更に進むと今度はバイケイソウが咲いている。毒があり、また脳腫瘍の治療薬としても使われているそうだ。

　11:45 障子岳に着く。ここも広くない。他のパーティでいっぱい。少し進んだ展望台で昼食。食べ終わった頃に林田、市丸さん到着。あとの二人は親父山まで登れたと聞き、安心しました。

障子岳山頂にて

　展望台でも視界は全くない。祖母山の方に少し降りてみると、咲いてる、咲いてる〜オオヤマレンゲが。｢これがいい。｣｢この花がいい。｣と皆カメラでパチパチ。大満足のひと時でした。絹のようになめらかで純白の花弁、赤い雄しべ。まさに高貴な花、深山の貴婦人でした。

オオヤマレンゲの花

　12:47 下山開始。稜線は平坦であり、途中にB29墜落の碑があった。行くときはガスで見えなかったんだろう、気がつかなかった。

　13:10 親父山。これから休むことなく登山口まで歩く。急な下り坂。幸いにも雨が降らなかったので滑りは少ない。天気が良くなっているのか、春蝉が鳴き出した。早く下山を始めた2名と途中で合流し、無事登山口に到着。

下山後の登山口での撤収風景

14:40 唐津に向け出発。途中、高さと水量とも見事な竜ガ岩の滝を見物。月廻り温泉で汗を流し、金立にて夕食。バスでは酒と歌、楽しい山行きでした。

　頑張って、また皆で一緒に登りましょう。