月例山行
わずかばかりの冬の装い ’12.4.15(日)
御前岳〜釈迦ガ岳 記録 菊川保則
1,209m 1,230m
[参加者] 18名
CL野ア義則 宮ア三郎 菊川保則 前田文子 平野徹雄 井上幸子
SL日高 沖 林田哲郎 新岡哲子 江口敏行 田島 緑 西岡 勝
富田けい子 古賀正弘 古賀幹子 田中克博
[コース]
唐津===広川===大杣公園------第1登山口------第2登山口-------展望休憩所--
--(源じいの森ルート)-------御前岳------釈迦ガ岳-----普賢岳===サッポロ工場===唐津
Bコース;第1登山口------第2登山口------御前岳山頂 (以下はAコースと同じ)
[記 録]
今日は久しぶりの好天に恵まれ、心うきうきしてバスに乗り込む。
6:50 広川ICで高速道を降りる。
7:40 途中日向神ダムに着く。ダム周辺は桜が今満開で、湖面に散る桜の花びらは素晴らしい風景である。登山をやめて、ダム一周のウォーキングをしてみたい思いに駆られるが、一路登山口に行く。
登山口の大杣公園はきれいに整備され、桜が満開である。白い木蓮の花、また石楠花が一部咲きはじめている。
8:30 公園を出発し、第1登山口に行く。ここは渓流公園として、宿泊施設やレストラン等が整備されていた。
9:00 第1登山口を出て、山道に入る。途中渓流を4箇所ほど渡り、第2登山口着く(9:35)。そこから左に曲がり林道を行く。途中崖崩れの場所が数箇所あった。
10:15 展望休憩所に着く(10時15分)。ここは地元の人によって石楠花が植えられていた。展望は良い。ここから欅の原生林の中を登る。樹木は枯れているのではないかと思う程、しっとりとしたたたずまいである。しかしここからが谷あり峰ありで、4つほどのアップダウンの道を行く。かなりハードである。矢部川の源流の里ということである。
御前岳への最後の登りは粘土質の土で、先日の雨のため下が湿っていて滑りやすく、足がかりが悪く這うようにして登っていく。かなりハードであるが、小休止もとらずに登る。タフである。
11:30 あえぎながらやっとで山頂に着く。B班は20分ほど前に到着したとのこと、全員で昼食をとり、記念撮影をする。山頂は好天に恵まれて、たくさんの登山客でにぎあっている。山頂からの展望は素晴らしい。紅葉の季節は、なお素晴らしいことと思う。
御前だけを源流の森からの縦走路から望む。 御前岳山頂での食事風景
御前岳山頂で
12:05 予定より遅れているため急いで釈迦ガ岳をめざす。ブナ林の尾根を急降下したり登ったりのコースで気持ちがいい。
13:10 岩場にさしかかり鎖を頼りに行くと、釈迦ガ岳の山頂に着いた。予定時間より2時間以上遅れのため、バスを普賢岳に来てもらうように、CLより電話連絡する。
13:25 釈迦ガ岳からレーダー基地がある普賢岳に向かう。山頂からは360度の展望が開け、阿蘇、九重連山、遠くは祖母山まで見渡せる。とてもすがすがしい気持ちになった。
釈迦ヶ岳山頂のやさしいお釈迦様像
13:50 山頂までバスがきて、全員バスに乗る。バスは細い山道を降り、大山町の響きの里の温泉に寄り休憩する(14:40〜15:15)。ビール工場見学の時間のため、急いで温泉に入り汗を流す。
15:40 日田のサッポロビール工場に着く。
16:00 工場見学をした。工場はオートメ化されていて塵一つない。また、この工場ではすべての廃棄物がリサイクルされているとのことである。最後の試飲コーナーでビールの試飲をした。下山後の喉の渇きがビールの美味さでとれた。しかし、2杯が限度だそうである。
17:20 工場を後にした。
今日の山行は天候に恵まれて、素晴らしい一日になった。山頂からの景色もすばらしかった。途中はハードなところもあったが、全員無事かえることができ、ありがとうございました。
普賢岳山頂 山頂にある国土交通省のレーダー雨量計