月例山行
晩秋のロングトレイル ’12.11.18(日)
黒岳(九重)1,587m
記録 日高 沖
[参加者 16名]
Aコース; 林田哲郎 市丸積男 伊藤立己 今泉和人 平野徹雄
Bコース; 菊川保則 宮崎三郎 米倉暢子 山崎幸美 上川淳悟
江口敏行 北島敏郎
Cコース; 高尾秀人 高尾久見恵 富田けい子
[コースタイム] (Bコース)
唐津武道館====男池駐車場------男池------ソババッケ------風穴------高塚山---
5:30 8:30 ~ :45 8:50 9:50 10:50 12:10
---天狗岩------天狗別れで食事------風穴------黒岳荘====唐津
13:00 13:20~13:50 14:30 17:00 21:30
[記 録]
5:00 唐津武道館 空には沢山の星が輝いている。今年は随分遅くまで暖かかった
が11月も下旬になるとかなり寒い。天気予報では、今日の最高気温は10℃
山での気温は何度になるのだろう? 寒そう! と思いながら星空を見上げて
待つと今日のバスが到着。なんのトラブルも無く定刻に出発!
----のはず
が連絡に不備があり、出発は15分遅れの5:30。
8:30 男池駐車場 ABCコース全員、バスより下車。出発準備・トイレを素早く済
ませラジオ体操をして、林田リーダより今日のスケジュールの説明を受け、黒
岳に向け出発! (8:45)
9:00 男池 今日も晴天。なんでこんなに空が青いんだろう? 木々の隙間からのぞ
く青空は、大雪の次の日に見るような深い青色をしている。昨日の豪雨で空が
洗われたからかな?
男池からのアプローチ
9:50 ソババッケ 平治岳との分岐に当たるこの場所はちょっと湿地となっており
湿地に入らないで進めるように、丸太を切った木道が設置してある
10:50風穴 石ごろごろの緩やかな坂を登り、奥ゼリを過ぎ、一時間後に風穴に到着。
以前来た時は岩の隙間からかなり冷たい風が吹きあがってきており、何処から風が入って
こんな冷たい風が吹いてく るんだろう? と思っていたが、今日は全く風が吹きあがって
来ない。なんか期待外れでガッカリ…! 風が吹きあがって来ないのは、外気が寒くて、
穴の温度と同じだからかな?
11:50天狗分かれ 風穴からの登りはかなりの急登で、喘ぎながら息を切らしなが
ら。そこから20分登り黒岳最高峰の高塚山に到着。
12:10高塚山 何となく藪の中の山頂で、あんまり遠望は利かない。しばらくする
と後ろからA班が登ってきた。先に天狗に登り、こちらに来たそうだ。A班と
合同で記念撮影をして、すぐに天狗岩に向かう。 天狗分かれを過ぎると、岩の
重なりあった天狗岩が見える。
高塚山にて
13:00天狗岩 そこからは岩をよじ登るようにして進み、15分程度で天狗岩に到
着! 澄みきった初冬の空の下、天狗岩からの眺めは最高! 由布岳が手の届くところ
に。祖母、阿蘇方面は雲が下りてきており、山頂付近だけをのぞかせている。景色を
堪能したあと、食事をするために天狗 分かれに戻る。
13:20天狗別れで昼食 を済ませ13:50黒嶽荘に向けて出発。急坂を降りて
14:30風穴に到着。風穴からは来た道とは反対側方向に進む。しばらく行くと米窪分岐、
そこを過ぎるとなだらかな下りになる。上を見上げると、葉っぱを落とし冬の装いを
した木々が見える。山行の栞にも書い たある通り、時期が少し早ければ赤やオレンジ
黄色や橙色等、色鮮やかな光のシャワーの中を歩けたのに残念…。なだらかな下りは20分
くらいで終わり、後は登ったり下ったりと歩くこと2時間、長い道のり を歩く…。
黒嶽荘付近まで来ると、先に着いていたA班C班の人達が、遅くなった私たちを迎えに
来てくれていた! ありがとう!!! ご苦労様!
17:00黒嶽荘 に到着。17:30分温泉に向けて出発。
18:15薔薇の湯 到着。薔薇の浮いた湯につかりゆっくりと疲れを癒し
19:00唐津に向け出発。
21:00多久インター。
21:30無事武道館に到着! お疲れ様でした!
天狗から平治岳方向をみる
天狗から大船山
天狗より由布岳の遠望
<Aコースタイム>累積上昇高度1335m、山時間7.5時間
唐津鏡0540=0830男池0845−ソババッケ0940−風穴1040−天狗別れ1130−天狗岩−天狗別れ1205−1215高塚山1255−1445前岳1450−1615黒岳山荘駐車場・・・1700B班合流=1745やすらぎの湯1820=2130唐津鏡
11月の山行は今年一番長い距離を歩くものです。秋の日暮れが早いこともあって、ちょっと急がなければいけない。みんなの足に合わせて、A.B.Cの三コースを作った。Aコースは5名。男池ののぼりから飛ばして歩く。ソババッケで一休み、風穴の手前で一休み、風穴に入ってみるが、氷はなかった。数年前夏に来たときは入ってすぐ左にかなり厚い氷の板ができていたが、最近暑い日が長いのか、秋には溶けてしまうのかかけらもなかった。
ここから天狗別れまで急登が続く、後ろを振り返ると大船山が見下ろしている。天狗岩によじ登ると素晴らしい天気に素晴らしい展望が待っていた。ゆっくり景色を楽しんで高塚山(黒岳)に向かう。頂上でB班に会う。記念撮影して昼食にする。飯もうまい。ここから前岳に向かうが、あまり人が通っていないのか、前回来た時よりも道が分かりにくい。かなりの急こう配を降りて登って結構大変な道だ。やっと前岳に着く。ここからまたひたすら下り黒岳山荘に着いた。バスはさらに下の駐車場にある。C班はすでにくつろいでいるが、B班がまだついていない。途中まで迎えに行く。B班は道があまりはっきりせずに結構大変だったようである。一時間ぐらい遅れて着いた。とにかく全員無事でバラの温泉に入って帰路を急いだ。天気も良く、たくさん歩いて大満足の一日だった。みなさん有難うございました。
前岳にて