経ヶ岳(1076m)〜多良岳(996m)山行報告 2005年7月17日(日) 参加者16名 記:米倉暢子 |
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<行程> 唐津(0600)===黒木(0820)---経ヶ岳(1100)---平谷越(1140)---金泉寺(1400)---多良岳(1440)---黒木(1620)===唐津(1940)
<Bコース:4名> 黒木(0820)---多良岳(1100)---東峰(1120)---金泉寺(1200〜1510)---黒木(1620)
暑かった。非常に暑かった。奇しくも今日がちょうど梅雨明け。うなぎのぼりの気温に、手持ちの水を飲み干してしまうのではないかと心配になるほど。汗は滝のように流れ、目にも口にも入ってくる。体中の汗を放出し、スリムになるならいいんだけど。
からつ労山の会員のお住まいもこのところ唐津の範囲を超えて、多久や伊万里に広がっている。今日は唐津、多久、伊万里からそれぞれに車に分乗し黒木登山口に集合した。
黒木からの大払谷の急登はきつかった。標高310mの黒木から1,076mの経ヶ岳山頂までほとんど一直線の急坂。木の根や岩につかまったり、ロープをよじ登ったりを繰り返し、登っても登っても同じ急坂が続く。それに暑さが追い討ちをかけて、大変な難行だった。頂上での涼しい風とアゲハチョウの出迎えにほっと一息。
多良山系は、佐賀県の数少ない自然林に恵まれた山の一つ。緑深い樹々に守られ透過光はやさしいけれど、梅雨の名残か金泉寺までの岩ごろ道は湿ったコケに足をとられてしまう。せみ時雨の中を 「うるさい!」 と発しながらも、「暑い、暑い。」と言いつつ皆元気。Bコースのメンバーが待つ金泉寺へ無事到着。冨田さん持参のスイカと水が冷たく生き返った。
お目当てのオオキツネノカミソリは、空梅雨の影響で芽吹きが遅れたのかほんのチラホラ。あの谷を埋め尽くすまでには2週間はかかりそう。おかげで(?)カメラタイムが不要で、下山は出発の遅れを取り戻した。
「暑い。」「きつい。」と言いながらも、8時間におよぶ真夏の山歩きを終え、その満足にゆっくり温泉を楽しみ家路に着く。お疲れ様。そして運転してくださった皆様ありがとうございました。 文:米倉暢子 |
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ヤマアジサイ:大払谷から登る途中、結構高度が高いところによくありました。
アサギマダラ:何とかと言う花の蜜を吸っていました。結構たくさん見られました。
オオキツネノカミソリ:西野越より黒木へ降りるところに大群落があるらしいが、まだぽつぽつと咲いている状態でした。
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多良岳までは5名行きましたが、途中石丸さんが行方不明になり探してた山下さんと一緒になりました。石丸さんは無事見つかっていました。めでたし、めでたし。 |
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