立 山 ・ 剣 岳 山 行 記 2005･7･23～7･27 Ａコース文：永江忠之
＜Ａコース＞
室堂－－立山三山－－剣岳－－千人池ヒュッテ－－けやき平－－宇奈月温泉－－富山空港
23日 24日 25日 26日 27日
＜メンバー＞１０名
宮崎三郎(総括)、牧野勝支(救護)、米倉暢子(会計)、中山基（ＣＬ）、永江忠之、吉岡スミエ、山口紀子、山口政敏、 小川浩、北島敏郎
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＜Ａコース＞
１日目(7･23)晴
ＪＲ唐津駅を9:38発で出発、昼食を済ませ福岡空港から富山空港へ飛ぶ、富山空港からは迎えのﾊﾞｽでいっきに室堂に行く、雪の大壁は溶けてなくなっていたが室堂は涼しい、室堂山荘の横には日本一古い（江戸時代）山小屋が保存してあった。
２日目(7･24)曇り時々晴
６時朝食を済ましすぐ出発する、浄土岳と一の越とに分れて登る、一の越に着くがガスで全然展望が利かない。
雄山に着くと時々晴めから後立山など雪渓を抱えた山々が見える、雄山神社で登山の安全を祈願してもらって大汝山にむかう、富士ﾉ折立、真砂岳、別山に行きここで昼食を済ませ剣山荘に向かう。
３日目(7･25)曇り一時晴
５時食事を終えすぐに出発、一服劒まで急な坂を登る、正面には急峻な前剣が見える、いくつかのピークを越えアルミ橋、鎖場などを越え有名な蟹の縦ばいに着く、ちょっと足場が悪いが怖いという感じはなかった、やっと剣岳山頂に到着する、やや興奮と満足感を覚える、まわりはガスで視界はゼロそれでも満足した、小休止して下山、蟹の横ばいに着く、足場は岩を削ってしっかりしたものを作ってあった。
剣山荘で身支度し剣沢を下りる、雪渓は真砂沢ロッジのすぐそばまで続いていた、二股で水を補給し仙人新道を登る、登り2時間半かけてやっと仙人池ヒュッテに着く、着くとすぐにお茶が出されたが、ここのもてなしだそうだ。
すぐそばの仙人池に行く、写真、テレビで何度も見た八つ峰が池に映えていた、今日はガスが少し掛っている。
食事時、あの有名なお母さんの話しをいろいろと聞け、お酒の差入れもあり楽しいひとときが過ごせた。
４日目(7･26)雨
5時食事を終えるとすぐ下山、急坂や雪渓をはらはらしながら渡ったり苦労しながら阿曽原温泉まで下る、ここから水平歩道に入る、５時間程度もくもくと歩く、そして欅平駅の発車ベルが聞こえてくるがまだなかなか着かない、途中でちょっと休みをいれる足裏が焼けるように熱い90kg近い重量を支えているので無理もない、よくもてているものと感心や感謝しながら足を進める、やっと欅平まで300ｍの標識、足の痛みの限界と闘いながら荒れた遊歩道を下る、２・３０分かかっただろうかやっと駅に着く、嬉しいやらほっとするやら、もう歩かなくて良いという安心感にビールを飲む、うまかった。
あとはトロッコ電車で宇奈月に行くだけだったが、濡れた体でトロッコ電車に乗ったので寒くてがたがた震えながら宇奈月の黒部荘に着く、ホテルでは温泉でゆっくりと無理した体をケアーする、そして皆が無事に下山できた事を祝しビールで乾杯し、おいしく楽しいひとときが過ごせた。
５日目(7･27)曇り後晴
宇奈月から富山地方鉄道で富山まで行く、空港に早めに着き昼食をとる、土産（鱒すし）等を買い、福岡に向かう福岡に着いて感じた事は暑かった。
今度の山行きは厳しかったけど、あの涼しさは忘れがたい思い出となった。
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