2007年2月18日月例登山(紫尾山1,067m)

紫尾山山行記録(2007年2月18日)
                                       
参加者23名
CL牧野勝支、SL永江忠之、会計吉川洋子、記録井本真由美、山口政敏、宮崎三郎、
折田裕、古賀幹子、冨田けい子、西村美智子、増本章、永吉悦子、林田哲郎、山下伸夫、
田中勝、西岡勝、米倉敏明、米倉暢子、田中信公、鍵山津多代、野崎善則、
川原泰徳(非会員)、田中せいや(非会員)
5:00 
予定通りに唐津を出発したバスは、一路鹿児島へ向かってひた走る。今日は満席、運転士さん横の座席の田中さんは、山積みのリュックに囲まれて、休憩の乗り降りもままならない様子。長い道中、田中さんのビデオを観る。7年前の故西村さんの元気な姿も見られ、知る人の思い出話が聞けた。西岡さんのは、NHKで放映された1月星生山のビデオで「よかった、良かった。」の声。
9:40 
国道328号から登尾登山口の入口へ。登尾バス停へと前進。しかし地元の軽トラの運転士さ  んの情報では「途中土砂崩れのため、通行止めになっている。」とのこと。逆方向の堀切峠より山頂駐車場までバスで上り、徒歩で下山することに予定変更。
10:15 
山頂駐車場。雨具、スパッツを装備して自己紹介、出発。
10:55
NHKなどの電波塔を抜けると山頂。川内川流域県立自然公園の看板がある。山頂からの展望は、生憎の霧雨でゼロ。記念写真を撮って、早々に下山する。鳥居をくぐりしばらくすると、上宮神社があった。付近は原生林で「アカガシ森の巨樹→」の立て札もあり、ブナなどの樹々が林立していた。急坂の山道には、落下した椿が見られ、濡れた落ち葉と丸木段は滑りやすく、十分な"足元注意"で下る。
12:20
千尋滝落ち口。地蔵尊があり、休憩用の木製のテーブルと椅子が設置されている。そこに西村さん(享年61歳)の写真、お酒などの供物をして献花。みんなで「ぼうがつる賛歌」を合唱、増本さんがご詠歌を捧げ、みんなで好きだったお酒・ワイン(奥様寄贈)でご冥福を祈り合掌。7回忌の供養をして下る。
12:50
 急坂を下ると千尋滝を通過。滝つぼの前には橋があり、遊歩道へと続く。
13:10
 「ふれあいの森」キャンプ場で昼食。予定では、ここでバスを降り登山するはずであった。75m  落差の三段になった千尋滝の前景が見えた。
13:40
 出発。車道を下る。途中、通行止めをしてある。崩れた岩や道幅が少々狭くなったところが数箇所見られた。
14:20
 車道の駐車しているバスのところに到着。全員無事下山。
15:20
 出水のツル見学。出水平野の荒崎地区に10月上旬から3月下旬まで飛来しているツル。頭と首筋は白く胴体は灰色、目の周りは赤のナベヅルが多く、ときにタンチョウヅルも観られる。田んぼ一面 ツル、ツル、、、。異様な鳴き声で群れをなしていた。観測センターもあり、入館料は200円。
16:45
 つなき温泉入浴。小高い山の上の露天風呂にモノレールで乗って行く珍しい温泉。しかし6人乗りで乗車賃100円也、湯船も10人程度で満杯になるという。時間の関係で断念。普通湯にゆったりしていると、あれっ? 上に行ったはずの美女3人「石鹸もな〜んもなかった。」と再度入浴。旅にはハプニングがつき物で大笑い、、、。
17:30
 一路唐津へ。後部座席では宴会が始まりました。前の方は綾小路から篠栗南蔵院まで勉強三昧。途中北熊本で夕食をとる。
  車中、「今日の感想を一言」とマイクが回り、いろんな思いの言葉、俳句、独唱で、素晴らしいひと時が流れました。
21:25
 唐津着。運転士の山口義徳さん「一刻も早い帰宅をと、途中100km/hの猛スピードで時間短縮しました。」とのこと。恐れ入りました。ほぼ定刻に無事到着できありがとうございました。長旅の運転ごくろうさまでした。

                                            (記録者 井本真由美)

西村氏の追悼
線香を焚いて献花をして、みんなで酒を飲んで西村氏を偲びました。

千尋滝
滝ノ下で記念撮影

出水のツル
でかくて頭が赤く白いのがマナズル、黒っぽくやや小ぶりのものがナベズル、他にカナダズル、クロズルが少々いるそうです。眺めているといつまでもあかずに眺められます。飛ぶ姿が美しく、ゆっくりしていて感動的でした。

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