2007年9月16日月例山行(右田ヶ岳426m)

 月例山行「右田ヶ岳」 2007.9.16(日)
                               
【参加者】22名
CL宮崎三郎 SL林田哲郎 永江忠之 会計冨田けい子 永吉悦子 米倉敏明 米倉暢子
山下光生 野口弘三 山崎幸美 中江マリ子 折田裕 境正一 田中勝 北島敏郎 
高尾秀人 高尾久見恵 西村美智子 山本照子 伊藤立巳 市丸積男 浜田ケイ子(一般)

【記録】 林田哲郎
0700〜1045
 唐津を出発する。途中めかりPAにて休憩。山口JCTより山陽道に入り防府東ICへ向かうもここで降りられず、徳山西インター出口前でユーターンして防府東ICで降りる。(本来は防府は上りが防府西ICで降り、下りが防府東でしか降りられない。ここで約30分ほどのロスになった。)
 右田小学校の横の天徳寺登山口につく。登山の為の立派な駐車場が少し離れて小学校の前の幹線沿いに作られている。
1100
 身支度を整え挨拶後に天徳寺より上り始める。
天徳寺は、建久3年(1192)源頼朝が創建したと伝えられ、右田邑主毛利氏の菩提寺となっている。山門内の銀杏の木はその当時記念に植えられたと言い伝えられている。山門の右横にあった大きな銀杏は緑の葉に黄色い種が実り、地面のところどころに落ちて特有の匂いを放っていた。
お寺の裏山に上る感じで、お墓がたくさんある中を登る。接近する台風11号の影響で蒸し暑く、風も強く南東からのみ吹いて、湿った暖かい風のあたるところはそこそこに涼めるのだが、風のない稜線以外の道はまったく風がなくむしむしする暑さだった。
1115
 最初に展望が開け、風の当たる場所に石燈篭と巨石に観音様が彫られている。摩涯仏は仏様が彫られているのだが、観音様はなんと呼べばいいのだろうか?ここで全員で記念撮影をする。
1130
 岩場をゆっくり登っていると石船山に出た。ここで休憩。見晴らしは良く防府の町が一望できる。後を見るとまだかなり先に右田ヶ岳は顔を見せている。下山してくる人もかなり多く、地元の人も良く登る山のようだ。登りはまあ良いが、このコースを下るのは慎重に降りなければいけない。高尾さんの奥さんが遅れている。途中で引き返すとのこと。
1200
 ちょっとしたピークに出て休憩する。岩と岩の間に岩を削って出来ているような急峻なので女性には厳しい道に違いない。ペースもゆっくりになってきた。ここで新たに2名が引き返すことになる。あともう一登りだ。
1225
 西ノ峰との分岐する尾根に出る。尾根でずっと待っていると西峰に寄り道をする組とそのまま上がる組ともうひとつ写真を撮影する組に分かれる。ミヤマウズラというめずらしい花が咲いていてそれを熱心に撮影している。私はそのようなものにまったく気がつかずに
登ってきたが、良くこのような花に気がつくものだと思いつつ、わたしも数枚とる。そのうち遅れていた米倉夫妻も追いついた。西ノ峰まで行った7人はほんの近くだったらしく、もう戻ってきて上り返している。西ノ峰は昔の城跡であったのが納得できるようにかなり見晴らしも良く、西南西のとなりに位置する西目山(312m)をやや見下ろすようにそびえている。一緒に俯瞰していた米倉暢子さんの話では山の名前が○○岳と「岳」で終わる山は昔から何らかの信仰があった山だそうである。右田ヶ岳は以前から修験者や願をかける人などでたくさんの人が登っているが、100mばかり低い西目山は同じような岩峰なのだが以前からあまり人気がないのかもしれない。
1240
 山頂での昼食タイム。頂上はかなり広く、100人ぐらいは大丈夫のようで、初日の出などはかなり人が御来光を拝みに来るのではないかと思われる。ゆっくり時間をとる。蒸し暑いがコーヒーを沸かして飲む。暑くてもおいしく感じるのはやはりエネルギーを使って減っているせいだろうか?今日はコーヒーの注文が多く品切れした。
1325
 塚原登山口に向けて降りる。こちらのコースはかなりなだらかで下りやすい道である。
1430
 塚原口から車道を10分も歩くと駐車場に到着。すでに降りていた三人に迎えられる。
1440〜1540
 山口市の湯田温泉に向って出発する。旅館の温泉ばかりで、\800というのが相場もようで、22人で一万円でどうだ!とのアイデアに対して、一人800円ですねとつれない話が続く。
1540〜1625
ややっとのことで安い温泉(タナカ温泉\650のところ\550)を見つけて汗を流す。
1625〜2030
 出発高速に乗る前にアイスクリームやジュース、酒つまみなど帰路の必需品を調達して唐津に向かう。1900古賀SAにて食事をする。バスの後のほうはあいも変わらず酒を飲んで、田中さんはマイクを持って叫んでいる。
 帰りに冨田けい子さんから今月の会員ニュースについて一口感想の重要性を問われていました。みなさんの意見や考え方をどんどん知らせることで会も充実すると思います。皆さんの積極的な関わりをお願いするとともに、一口感想必ず書くようにしましょう。

 二日前の台風の接近による祖母山一泊登山の中止から、本日の山行の計画と一日でこれだけ人を集めて楽しく山を堪能できたことには、事務局の大変なご苦労があったと思います。ここにお礼と感謝の意を表します。
「楽しかった。」 「有難う。」 「また行きたい。」


天徳寺より15分ぐらい登って大きな石灯籠のある場所で全員の記念撮影。

石船山の次のピークで一休み。

西ノ峰分岐

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