2008年4月20日皿倉山

尺岳〜皿倉山  2008.4.20(日)
                          記録 折田 裕
【参加者】33名
Aコース(16名)
CL永江忠之 SL野崎善則
宮崎三郎 田中信公 山口政敏 高尾秀人 山崎欣治
田中 勝 小川 浩 西岡 勝 折田 裕 市丸積男
伊藤立己 吉岡すみえ 中江まり子 田中慶一郎

Bコース(17名)
CL永吉悦子 SL冨田けい子
山口紀子 古賀政敏 古賀幹子 前田文子 山崎幸美 安藤京子
牧野勝支 野口弘三 道永渥子 山下光生 西村美智子
松尾美千子(一般) 久保田恭子(一般) 田中マリ子(一般) 中西敬子(一般)

【Aコース記録】
05:15 鏡Aコープにバスが到着。
05:20 鏡Aコープを出発。参加者33名。(一般参加4名を含む)
05:35 冨田さんより、本日のコース説明。
   Aコース(畑観音〜尺岳〜市の瀬峠〜皿倉山〜河内貯水池)
   Bコース(西花尾山登山口〜花尾山〜帆柱山〜権現山〜皿倉山〜河内貯水池)
   コース選択集計の結果、Aコース16名、Bコース17名。
06:30 古賀SAでトイレ休憩。
   参加費集金。会員3000円。一般4000円。
06:50 古賀SAを出発。
07:11 北九州高速・馬場山ランプ通過。
07:15 小嶺ランプを出る。
07:30 畑観音に到着。
   準備、ストレッチの後、初参加の方がおられたので、それぞれ自己紹介をする。 

07:42 畑観音を出発。
07:54 林道より登山道に入る。
08:16 休憩。衣服調整。
08:44 休憩。
08:54 尺岳の肩を通過。
08:56 尺岳平を通過。
09:00 尺岳山頂に到着。
   素晴らし眺め。福智山や、これから向かう皿倉山などが見えた。
   A班だけで記念写真を撮る。

09:08 尺岳山頂を出発。
09:43 かえで峠で休憩。
10:00 「田代別れ」を通過。
10:26 観音越を通過。
10:45 双伍山山頂近くで休憩。
10:54 双伍山山頂近くを出発。
11:34 田床峠を通過。
11:55 市の瀬峠に到着。
   ここで昼食。


12:40 市の瀬峠を出発。
13:26 権現山分岐に到着。
   ここで16名の内10名が権現山に向かう。
   残り6名は、そのまま皿倉山へ向かう。
13:38 権現山山頂に到着。
13:56 皿倉山山頂に到着。
14:15 A班B班一緒に全員で記念写真を撮る。
14:17 皿倉山山頂を出発。
   バスの待つ河内貯水池に向けて下山。
15:15 河内貯水池に到着。
   靴を履き替え、バスに乗り込む。
15:30 バスが河内貯水池を出発。
15:38 河内天然温泉「あじさいの湯」に到着。
   登山の疲れを癒す。
16:26 河内天然温泉「あじさいの湯」を出発。
17:03 八幡ICより高速(九州自動車道)に乗る。
17:22 古賀SAでトイレ休憩。
17:36 古賀SAを出発。
   カラオケ始まる。
17:49 太宰府IC通過。
18:10 都市高速「福岡西」通過。
18:31 二丈・浜玉料金所通過。
18:36 永江A班CLより挨拶。
   永吉B班CLより挨拶。
18:47 鏡Aコープに到着。



尺岳〜皿倉山(歴史探訪・ゆっくり歩こうコース)

平成20年4月20日(日)
                     記録 野口弘三

山行年月日:平成20年4月20日(日)
交通手段 :マイクロバス
山行コース:花尾山東登山口〜花尾山〜帆柱山〜権現山〜皿倉山〜河内ダム
参加者:17名(歴史探訪・ゆっくり歩こうコース)
  CL:永吉悦子、SL:冨田けい子
山口紀子、西村美智子、古賀正弘、永吉悦子、冨田けい子、伊藤京子、前田文子、山ア幸美、牧野勝支、野口弘三、道永渥子、山下光生、松尾美千子、久保田恭子、田中マリ子、中西敬子
(名前は参加者名簿順)

○花尾山登山口〜花尾山(351m)〜帆柱山(488m)〜権現山(617m)
畑観音でAコース(尺岳〜皿倉山のロングコース)の16人と別れ、マイクロバスで、花尾山東登山口へ。
今日は、帆柱自然公園として整備され、北九州国定公園にも指定されている花尾山、帆柱山、権現山、皿倉山を周回します。
登山口で準備体操、自己紹介後、いざ出発(8:20)。
登山道を10分ほど登っていくと、左側上方に「赤穂四十七士の墓」があります。東京高輪泉岳寺の許可を受け、当初は津屋崎町の入口に建設、公園としたそうですが、色々の経過を辿り、今の花尾の地に再建され、毎年12月14日に盛大な「義士祭」が開催されています。
「赤穂四十七士の墓」と別れ、照葉樹林の中を進み、馬場跡・出丸跡を経て、「花尾山頂(351m)」に到着(9:35)。北九州が一望できます。
「花尾山」の山名は、山頂に「花尾城」があったことに由来するとされています。
「花尾城跡」は、麻生氏の居城跡で、中世北九州の代表的な山城の一つ、築城年代は定かではないが、南北朝時代と推定されています。
「花尾山」を出発、花尾の鞍、帆柱の辻を経て、すばらしい照葉樹林中を進むと、やがて「帆柱山(488m)」(10:23)。山頂は、見通しがほとんどきかず、山頂標識も小さいものでしたが、土の上に落ちている沢山の「真っ赤な椿の花」と「緑色の草花」のコントラストが、何ともすばらしい。
権現の辻を少し行くと、皇后杉根株跡地、皇后杉の案内板があります。この付近およそ4ヘクタール(皇后杉の森)にわたり林立する老杉を総称して「皇后杉」と呼んでおり、神功皇后が新羅渡航のおり、軍船の帆柱をこの地から伐り出したことに由来するとされており、帆柱山の山名の由来ともなっています。
皇后杉から15分程度で、権現山山頂(618m)(11:10)。熊野三所権現を祀る市瀬鷹見神社の奥の院であることから権現山と呼ばれている。権現山山頂からは、北九州市内が一望でき、皿倉山も手が届きそうに見えます。

○権現山(617m)〜皿倉山(622m)〜河内ダム
権現山を10分ほど下ると帆柱権現山神社、更に少し下ると皿倉平、沢山の人達が余暇を楽しんでいます。その横を通り抜け、皿倉山ビジターセンター、山上園地と登っていくと、皿倉山山頂(622m)(12:02)。皿倉山の山名の由来は、神功皇后が西征の折り、この山に登って、大岩の上から日暮れまで国々を眺望し、夕闇が深まってきたので「更に暮れたり」といったことから更暮山、更暗山と呼ばれ、それが今日の皿倉山になったと言われています。
山頂には、テレビ塔が林立しているが、北九州が360度一望できるすばらしい場所ともなっており、洞海湾、旧八幡製鉄所跡地、響灘、関門海峡、開門橋などを見ることができます。ゆっくり眺めていると、巌流島での武蔵と小次郎の闘い、北九州工業地帯の変遷などが記憶の箱からあらわれてきます。
山頂は多くの老若男女でごった返していましたが、眺望が良いこと、ケーブルカーが利用できることなど、市民にとって親しみのある手近な山として、愛されているからなんでしょう。
 皿倉山山頂で昼食、A班が到着するまで、しばらく時間があり、山頂付近を散策、九州自然歩道の起点の石碑、山頂下の北東側広場には、北原白秋の詩碑もあります。
 そうこうしていると、A班(尺岳〜皿倉山の縦走)が、予定どおりの時間(14:05)に皿倉山山頂到着。少し疲れた人、元気いっぱいの人など様々ですが、さすがに健脚A班です。すばらしい。
 山頂でA,B班集合写真撮影後、河内コースから河内ダム登山口へ下山、河内コースは、通る人が少ないせいか、自然の状態が残っているためか、なかなかのコースです。
 登山口着15:20、「河内温泉あじさいの湯」で疲れを癒し、唐津への帰途につき、鏡18:50着、唐津駅19:00。
 今回の山行企画、低山でありながら、色々な楽しみ方できた山行でした。
次回、「山芍薬の天主山」、その間に企画される「傾山のアケボノツツジ」、「屋久島大縦走」も大いに期待、楽しみましょう。