2009年5月2-5日御嶽山、焼岳

個人山行 

残雪の3000メートルの山       

御嶽山3067m 焼岳2455m    記録 日高沖

連休を利用して長野県 木曾の御岳山・北アルプス焼岳に行ってきました。

参加メンバー CL:林田哲郎 SL:稲富正則 会計:川原康廣 記録:日高沖


[記 録]

5月2日18時24分(出発)
 予定通り18時頃には全員が林田宅に集合、登山道具よし!食料よし!宴会準備よし!と沢山の荷物を積み込み林田さん所有のレジアス号で 御嶽山に向け出発! 運転は運転手ナビゲーターのセット交代で運転することに、まず林田、川原班が出発から0:00時までを その後 稲富、日高班が5時までとおおむね5時間で交代、

5月3日6時30分(田の原登山口到着)
 出発(林田)18:24=福岡インター19:30=伊佐PA(川原)20:40=高坂SA(林田)給油、トイレ23:01着=瀬戸PA(日高)0:35=虎渓山PA給油(稲富)3:27=中津川IC(高速料金2,100円)4:27=植松町寝覚ノ床セブンイレブン(林田)食料の追加確保5:20分=田の原登山口6:30分 と到着予定時間の8:00より1時間30分早く到着


(気力が充実しています。)

7時20分(田の原登山口出発)
 田の原登山口駐車場に到着後、ザックの準備、トイレ(立派なトイレがあります)、アイゼンのチェックなど登山の準備と登山記録帳に記入を済まし王滝口登山道を御嶽山頂に向け出発。

 
(いきなりのこんな雪、でも御嶽山は雄大です。)

 931分(あっ!・・・雷鳥)   登山口付近の積雪は1m程度アイゼンの装着について話し合いの結果 スタートから装着することになり、鳥居をくぐったすぐ先のお堂でアイゼンを装着 736分遥拝所を通過 後ろを振り返ると木曾駒ケ岳が見える、86分衣服調整の小休止、 空気が薄い・・・寝不足・・・メタボ・・・などの諸条件が重なり歩行速度はきわめて遅く、小休止を重ねながら・・・あえぎながら・・・それでも一歩一歩と高度を稼ぎそして930分8合目付近で小休止、小休止中右手上方向に雷鳥を発見 おっ・・・雷鳥がいる、やっぱりここは長野の山なんだということを実感 雷鳥はまだ白い衣装を身に着けたままの姿でチョコチョコと歩いてる・・・人間を見ても何の反応も示さなかったのにカラスが飛んでくると急いで はい松の中に隠れてしまった。

(雷鳥です。)

 1025分(王滝到着)
 あえぎながら・・・小休止を重ねながら 右手に夏山登山道を見ながら急斜面の雪渓を登っていき1025分王滝に到着、まず目にしたのは剣が峰中腹より噴出す火山の噴気・・・えっ・・・ここは活火山だったの!何も調べないで参加した私は火山ガスにびっくり・・・私が知ってる御嶽山は信仰の山と言う事と、夏でも寒いヨイヨイヨイ!・・・ってことくらいだった


(まだついてないんですが・・・)



(中央アルプス、奥には南アルプスも、登山口から全工程が見える。)

10時50分(日高体調不良)
 1040分王滝出発直後 八丁だるみの石像付近で急に目まいと吐き気が同時に襲い体調不良を発生・・・過度の疲労・高山病・寝不足・シャリ切れ・???いろいろ考えられるが気分悪い 体調不良のため遅れて登ることを林田CLに報告、携帯が 通じることを確認のうえ先に山頂に行ってもらう。

(もう少し)
1215分(やっと昼食だ)
 体調不良発生後 記念碑の下辺りに雪の切れ間があったためそこに休息、おにぎり・りんごなどを口に入れ少し横になること30分・・・気分は回復しなかったがそれ以上悪くなることも無く1120分剣が峰に向け出発 先行隊は1110分に山頂に到着しており 先行隊に遅れること1時間5分、 1215分やっと山頂に到着・・・(〃´o)=3 フゥ 山頂に着くと空は曇り気味だけど北の方角に乗鞍岳その向こうに北アルプスが 振り返ってみれば木曾駒ヶ岳 その向こうに南アルプスその左手に八ヶ岳と全周大パノラマを見せている。さて食事 先行隊も山頂の景色見物などして食事を待っていてくれたので一緒に昼食!



(何故か山頂の一番高い所にはこんなものが。途中にもあるが)

(山頂での記念撮影)
 今まで4人同一行動をとっていたが日高の体調不良もあり林田CL稲富SLA班となり お鉢めぐり後摩利支天山に向け出発B班川原、日高は下山することに

(二の池 完全に凍っています。)
1540分(全員下山)

 AB班分かれたあとA班は摩利支天山を目指して行ったが摩利支天山が思いのほか遠く帰る時間を考慮に入れたら不可能という結論に達し二の池を過ぎた辺りから引き返してきた。B班の川原さんは食事直後すぐに下山されたが日高は山頂見学のため別々に下山、下山途中はみんなそれぞれ尻スキー、靴スキー、など雪をエンジョイして1540分に全員が駐車場に下山



1632分(おっ!・・・水芭蕉)
 全員下山したあとリュック・登山靴・アイゼン・ストックなどを収納してお風呂へ、計画ではホテル木曾温泉で入浴することにしてたが途中なんとも 趣のある 田舎風の温泉看板があったため予定を変更して「木漏れ日の湯 温泉」に、 看板から左折して白樺の林を下っていくと小川のそばに水芭蕉の群生地が・・・(-_)?・・・ここ御嶽山にも水芭蕉の群生地があったのかな???多分移植されたものと思われる! しかし私は水芭蕉を見るのは初めて「ラッキー」でした。 木漏れ日温泉は温泉の湯が黄色く濁っており いかにも温泉って感じ、お湯に浸かってみると温泉臭い・・・「微泥臭あり」でした。温泉の色がどうあれ、臭いがどうあれ山を歩いてお湯に浸かる瞬間は「う〜〜〜ん・・・とっても幸せ」な気分です。

21時00(宴会開始)
 木漏れ日の湯を1720分出発 一旦国道19号線まで戻り北上し塩尻 松本と進みR158を上高地方面に進み焼岳登山口へ登山口に着いたのは20時を少し過ぎた頃 急いでテントを張り 宴会準備を行い21時に宴会開始 メニューは日本酒2000cc ビール500ccを5本 焼酎900cc おつまみとして ボイルウインナー二袋 レトルト豚足3袋おにぎり6個 鰯を揚げたのが一袋他etc・・・とまあとにかく乾杯( ^^)/ロ≧☆チン!≦ロ\(^^ )  次の日の登山に差し支えないように早めに終わるつもりがいつしか時間は23時に (~o|l|) ウッ・・・・ヤバ・・・ということでお開き・・・ ○Oo.(T¬T)/~~~オヤスミナサイ 


中央アルプス

乗鞍岳と北アルプス

白山連山